最近の流行り、流れ考察【クリーチャー】
2012年2月24日 TCG全般 コメント (6)次はクリーチャーを見ていきたいと思います。
数が多いので大雑把に見ていきます。
(イニストラードブロック以外)
まずは、【各色のタイタン】から。
当たり前ですが、タイタンの強さは、
6マナ6/6というサイズ、2つの固有能力。その1つが場に出た時と、攻撃するときに発動するという強力なもの。
タイタンで一番高いのは、やはり原始のタイタン。
ホノルルPTの影響で、また少し値段が上がっていました。
土地二枚を持ってくるという能力は、墨蛾とケッシグを持ってくるというコンボが基本でした。
が、その相方である墨蛾の値段が下がってきているのにも関わらず、タイタンの値段は上がっているのです。
前の日記にも書きましたが、『通ってしまえば以降マナ漏出の効力が劇的に下がる』ことが理由だと思います。(それしか分からない……)
↑
墨蛾の生息地の値下がりはそれが封入されたイベントデッキ発売が大きく影響しています
最近では、青いデッキの多くにマナ漏出がつまれています。さらに言えば、マナ漏出以外のカウンターはあまり積まれていません。
マナが伸びる事が、カウンターを回避することに繋がる環境という事ですね。
次は墓所のタイタン。
最近伸びている傾向に有りますね。
これは出ればアドバンテージが取れる、つまりCIP能力を持つクリーチャーが重視される様になってきたからです。
恐らく最大の要因として、今の環境が全体的に速い環境であることが有ります。
場に出た時点で何らかのアドバンテージを確保出来なければ、いかにファッティと言えども間に合わない、遅すぎる、というイメージなのでしょう。
また、バウンスが流行しているので、CIP能力持ちだと手札に戻したくないというジレンマを抱えさせる事が出来ると言うのが一因のようです。
赤タイタンもホノルル後上がってますね。本体が倒されても後続が用意出来ている上2つよりは低い評価という事でしょう。
白タイタンは今どんなデッキに使われてるんだろう……?(勉強不足の発覚)白入りの殻や、降霊術デッキなどでしょうか?エスパーコントロールのリストにはあまり見られなくなった印象です。
青タイタンは、青黒のコントロールに数枚さして有るのを見かけます。タイタン対決で強かったり、相手のファッティや不死持ちなど、倒しにくい敵を封殺出来るのが評価されてきた様です。
もしもですが、タップの効果能力が一枚ではなく二枚だったら、原始のタイタン以上のぶっ壊れカードだったかも知れません……。
お次は【幻影の像】
一時期、かなり値下がりしていたような記憶が有ります。しかし、最近では持ち直して来ています。
理由としては、新たな相方であるドラグスコルの隊長と、それと強力なシナジーを生む未練ある魂の存在でしょうか。
さらに対処しづらい伝説クリーチャーへの解答にもなり、最近の流行であるCIP持ちクリーチャーのコピーで、幻影の像が持つデメリットが軽減されやすい事等があるでしょう。
【刃砦の英雄】
最近じわじわと下がって来ています。
メタられて結果を残せなくなってきたのが原因でしょう。
諸行無常を感じます。能力的にはやはり優秀で、人間というタイプを持つのでイニストラードブロックのカード達との相性も良し。
ただ、難敵のケッシグはいまだ健在でケッシグの牙城を崩しきる事が出来ていない。
【聖別されたスフィンクス】
こちらは大分落ちてしまいましたね。リアニメイトや、青黒コントロールのフィニッシャーだったスフィンクスですが、最近ではその姿をあまり見ることがありません。
こちらも流行に取り残された一人という感じでしょうか。アドバンテージを取るまでが若干悠長であること、そのアドバンテージが場に直接的には関係ない事、タフネス以外に除去耐性が無い事等がその理由でしょう。
【ワームとぐろエンジン】
こちらは、少し下がったが大崩れはせず高額キープというところ。
CIP能力を持っていないながらも、色を選ばない、充分なサイズ、ありがたいライフリンク、死んでもなお場を固める能力。
これらのおかげで、6マナまで伸ばすデッキにはその採用が検討されますし、事実色々なデッキに一枚積まれています。
【ミラディンの十字軍】
現在少し値下がりした感じです。
人間タイプを持ち、二段攻撃という打点の高さ、二色のプロテクションを持ち除去耐性と共に、回避能力や戦闘能力に優れるという優秀なクリーチャーですが、数々の全体除去にやられていく最近です。特に赤が難敵であり、ケッシグの隆盛と共にその活躍が少しずつ衰退しています。
ただ、悪名高きミラクル、やっぱり強いのは変わりません。ただ黒の太陽の頂点にやられてしまうのが悲しいところですね。
【ファイレクシアの十字軍】
値段は横ばい。
個人的注目株。二色のプロテクションと感染、先制攻撃。
プロテクション白は、トップメタの一角に強烈に刺さり、プロテクション赤はケッシグに刺さっていく。さらに、流行り始めたカリタツに対し一方的な強さを持っている。
黒が濃いデッキだと、毒殺するデッキじゃなくてもメインとサイド合わせて四枚積まれている事も見かけます。
統括すると、
・対高速ビート用に場に影響するようなCIP能力を持つクリーチャーが好まれている。
・メタられて、高速ビートに入っていたカードが値下がりを始めている。
・破壊だけでなく、バウンスも気にする必要がある環境である。
という事でしょうか。
典型的な緑のファッティでフィニッシャー、そして私が大好きな食百足は環境的に活躍し辛いという事ですね。
数が多いので大雑把に見ていきます。
(イニストラードブロック以外)
まずは、【各色のタイタン】から。
当たり前ですが、タイタンの強さは、
6マナ6/6というサイズ、2つの固有能力。その1つが場に出た時と、攻撃するときに発動するという強力なもの。
タイタンで一番高いのは、やはり原始のタイタン。
ホノルルPTの影響で、また少し値段が上がっていました。
土地二枚を持ってくるという能力は、墨蛾とケッシグを持ってくるというコンボが基本でした。
が、その相方である墨蛾の値段が下がってきているのにも関わらず、タイタンの値段は上がっているのです。
前の日記にも書きましたが、『通ってしまえば以降マナ漏出の効力が劇的に下がる』ことが理由だと思います。(それしか分からない……)
↑
墨蛾の生息地の値下がりはそれが封入されたイベントデッキ発売が大きく影響しています
最近では、青いデッキの多くにマナ漏出がつまれています。さらに言えば、マナ漏出以外のカウンターはあまり積まれていません。
マナが伸びる事が、カウンターを回避することに繋がる環境という事ですね。
次は墓所のタイタン。
最近伸びている傾向に有りますね。
これは出ればアドバンテージが取れる、つまりCIP能力を持つクリーチャーが重視される様になってきたからです。
恐らく最大の要因として、今の環境が全体的に速い環境であることが有ります。
場に出た時点で何らかのアドバンテージを確保出来なければ、いかにファッティと言えども間に合わない、遅すぎる、というイメージなのでしょう。
また、バウンスが流行しているので、CIP能力持ちだと手札に戻したくないというジレンマを抱えさせる事が出来ると言うのが一因のようです。
赤タイタンもホノルル後上がってますね。本体が倒されても後続が用意出来ている上2つよりは低い評価という事でしょう。
白タイタンは今どんなデッキに使われてるんだろう……?(勉強不足の発覚)白入りの殻や、降霊術デッキなどでしょうか?エスパーコントロールのリストにはあまり見られなくなった印象です。
青タイタンは、青黒のコントロールに数枚さして有るのを見かけます。タイタン対決で強かったり、相手のファッティや不死持ちなど、倒しにくい敵を封殺出来るのが評価されてきた様です。
もしもですが、タップの効果能力が一枚ではなく二枚だったら、原始のタイタン以上のぶっ壊れカードだったかも知れません……。
お次は【幻影の像】
一時期、かなり値下がりしていたような記憶が有ります。しかし、最近では持ち直して来ています。
理由としては、新たな相方であるドラグスコルの隊長と、それと強力なシナジーを生む未練ある魂の存在でしょうか。
さらに対処しづらい伝説クリーチャーへの解答にもなり、最近の流行であるCIP持ちクリーチャーのコピーで、幻影の像が持つデメリットが軽減されやすい事等があるでしょう。
【刃砦の英雄】
最近じわじわと下がって来ています。
メタられて結果を残せなくなってきたのが原因でしょう。
諸行無常を感じます。能力的にはやはり優秀で、人間というタイプを持つのでイニストラードブロックのカード達との相性も良し。
ただ、難敵のケッシグはいまだ健在でケッシグの牙城を崩しきる事が出来ていない。
【聖別されたスフィンクス】
こちらは大分落ちてしまいましたね。リアニメイトや、青黒コントロールのフィニッシャーだったスフィンクスですが、最近ではその姿をあまり見ることがありません。
こちらも流行に取り残された一人という感じでしょうか。アドバンテージを取るまでが若干悠長であること、そのアドバンテージが場に直接的には関係ない事、タフネス以外に除去耐性が無い事等がその理由でしょう。
【ワームとぐろエンジン】
こちらは、少し下がったが大崩れはせず高額キープというところ。
CIP能力を持っていないながらも、色を選ばない、充分なサイズ、ありがたいライフリンク、死んでもなお場を固める能力。
これらのおかげで、6マナまで伸ばすデッキにはその採用が検討されますし、事実色々なデッキに一枚積まれています。
【ミラディンの十字軍】
現在少し値下がりした感じです。
人間タイプを持ち、二段攻撃という打点の高さ、二色のプロテクションを持ち除去耐性と共に、回避能力や戦闘能力に優れるという優秀なクリーチャーですが、数々の全体除去にやられていく最近です。特に赤が難敵であり、ケッシグの隆盛と共にその活躍が少しずつ衰退しています。
ただ、悪名高きミラクル、やっぱり強いのは変わりません。ただ黒の太陽の頂点にやられてしまうのが悲しいところですね。
【ファイレクシアの十字軍】
値段は横ばい。
個人的注目株。二色のプロテクションと感染、先制攻撃。
プロテクション白は、トップメタの一角に強烈に刺さり、プロテクション赤はケッシグに刺さっていく。さらに、流行り始めたカリタツに対し一方的な強さを持っている。
黒が濃いデッキだと、毒殺するデッキじゃなくてもメインとサイド合わせて四枚積まれている事も見かけます。
統括すると、
・対高速ビート用に場に影響するようなCIP能力を持つクリーチャーが好まれている。
・メタられて、高速ビートに入っていたカードが値下がりを始めている。
・破壊だけでなく、バウンスも気にする必要がある環境である。
という事でしょうか。
典型的な緑のファッティでフィニッシャー、そして私が大好きな食百足は環境的に活躍し辛いという事ですね。
コメント
あーっとそうですね。失念していました。
そうかぁ…ここまでの急落はイベントデッキ発売にもよるのか…。
自分でも下がったとは書きましたが、優勝デッキに入っているのに値段が下がるものかと考えはしたんですけど、思考停止してました。
イベントデッキは完全に忘れてました。
訂正しておきます。
成る程。つまり、白タイタンと屈葬の儀式、それと幻影の像をシナジーとして用いているデッキが現在の太陽拳という事なのですか。
自分はエスパー色のリアニメイトデッキの総称としてとらえていました。
ご指摘ありがとうございます。
リンクさせていただきましたがよろしいでしょうか?
よろしくお願いします。
リンク返しさせていただきました。
よろしくお願いします。